うつ病におすすめなお風呂の入り方を解説【ヒント:湯シャンです】

うつ病におすすめなお風呂の入り方を解説【ヒント:湯シャンです】
うつ病患者のアイコン画像うつ病患者

お風呂に入るのが面倒…。

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シャワーすらめんどくさい。

  • うつ病の影響で、入浴が普段以上に面倒に感じる。
  • そもそも、うつ病を患っている時に入浴は良い効果があるのかな?
  • 効果があるとすれば、なるべく手間が省けて効率の良い入浴方法を知りたい。

そんな悩みに答えます。

こんにちは、かつまるです。

この記事を書いている僕は元うつ病患者。約3年間うつ病に悩まされましたが、その後病気を克服。今では日々元気に暮らしています。

実際、うつ病に悩んでいた当時はお風呂に入るのすら億劫な時が何度もありました。入らなきゃいけない…って分かってるんですけど、なかなか。

ですが、入浴のメリットを知って入浴方法を工夫した結果、お風呂が快適になりました。

「入らなきゃ…から、入ってリフレッシュしよう〜。」と心から思える感じですね。

今回は、「うつ病とお風呂」について解説していきます。

目次

うつ病を患っているなら、お風呂は積極的に入った方が良い

うつ病を患っているなら、お風呂は積極的に入った方が良い

うつ病を患っている方へ。

お風呂に入るのって、ほんと面倒に感じる時ってありますよね。僕も、そうでした。でも、ごめんなさい。それでもお風呂には入った方が良いです。

シャワーよりもお風呂が断然おすすめ。

  • 温熱:血行促進
  • 水圧:マッサージ効果
  • 浮力:リラックス効果

上記が入浴のメリットです。体温も上がり、20分程の入浴はベストと言われています。

具体例:うつ病患者【温熱浴の実験データ】

ドイツ・フライブルク大学の研究データがあります。

コスモポリタン、イギリス版で発表された、うつ病患者において温熱浴が一般的に有用かどうかというもの。

45人の鬱病患者を2つのグループに分ける(AとB)。

Aグループは毎日午後に40度のお湯に30分浸かる。

Bグループは週に2回、40分から45分のエアロビクスを行う。

結果、AグループBグループ共にうつ病の症状緩和が見られた。

面白いのは、運動を定期的に行っていたBグループよりも毎日入浴を行っていたAグループの方が、うつ症状の緩和が大きかったということです。

入浴によって体内リズムが整い、睡眠の質がアップしたのでは?という見解だそう。

45人のうつ病患者によるデータで、大規模な実験とは言えないこともあって「運動より入浴の方が絶対効果がある」という立証にはならないと思いますが、「運動も入浴もうつ症状の緩和に効果がある」というのは決して過言ではないですよね。

実際、研究者たちは「本パイロット試験で、温熱浴がうつ病患者において一般的に有用であることが示唆された」と発表しています。

うつ症状が重いとお風呂にすら入りたくない

とはいえ、「お風呂は面倒」これが本音ですよね。

  • 浴槽洗う
  • 浴槽にお湯をためる
  • 髪の毛を洗う
  • 体を洗う
  • 湯船につかる
  • 歯を磨く
  • お風呂終わる
  • 浴槽のお湯を捨てる
  • タオルで体を拭く
  • スキンケアをする
  • 髪の毛を乾かす
  • 髪の毛の手入れをする

こう考えると、お風呂って結構なプロセスがあります。

これならうつ状態でも出来る【お風呂の入り方】

これならうつ状態でも出来る【お風呂の入り方】

そこで、お風呂に入るのが面倒に感じる日はお風呂の入り方を工夫します。

  • 髪の毛を洗う
  • 体を洗う

この2つを見直します。実際の手順は以下の通り。

STEP
湯船にゆっくり浸かる

まずは湯船に浸かります。ここは最低でも10分〜15分くらいはゆっくりしておきたいところですね。

STEP
体を洗う

次に体を洗います。と言っても、湯船の中で軽く肌で撫でる程度で。ボディソープは一切なしです。

STEP
湯シャン

次です。浴槽から上がり、お湯で髪の毛を洗います。湯シャンってやつです。

はい、終わりです。

どうでしょうか?これだったら楽と思えるかもしれませんね。

湯シャンで良い理由

先ほど説明したお風呂の入り方は確かに楽かもしれないけど、体ちゃんと洗えてないよね…?と思うかもしれません。

だけど本当に毎日洗剤で体を洗う必要はあるんでしょうか?

実際、お風呂は湯シャンで済ましているという有名人も。

  • 中村アン
  • 福山雅治
  • YOU
  • ミランダ・カー
  • ローラ
  • 妻夫木聡

上記の有名人は、湯シャンを実践していると言われています。

湯シャンが良いとされている理屈はこうです。

シャンプーや石鹸で体を洗うということは、肌の皮脂をとってしまう。

皮脂は体のバリア機能を担っている。

そこで湯シャンを行う。

皮脂を残しつつ、体の汚れをとる。

結果、髪ツヤが出て美肌効果につながる。

実際のところ、ずっと湯シャン生活で良いのか?という点については、どちらが良いとは言い切れません。体質にもよると思いますので。

自分に合った入浴方法を探しましょう。

僕は普段から湯シャンを実践しています。

良いと感じる点は、髪の毛がしっかりすること。毛がしっかり立つという感じ。抜け毛予防にもなるかと。あと、乾燥肌が改善されました。

デメリットは、湯シャンを何日か続けると髪のニオイが気になるし、頭皮がかゆくなる。

湯シャンを続けることによって、ニオイやかゆみは無くなるという話を聞いたことがありますが、ここについては正直僕にはよくわかりませんでした。

なので、僕の場合はですが、基本湯シャン生活で、ニオイ・かゆみが気になってきたらシャンプーで洗うようにしています。

というわけでまとめです。

お風呂に浸かるだけでも効果あり。お風呂が面倒な日は湯シャン。それでも面倒なら湯船に浸かるだけ。

とはいえ、症状が重くて入浴できない日も本当にあると思います。

僕もそうでした。だからって自分を責めるのはやめてください。うつ病を克服するヒントは他にも色々とあるので。

ではでは、今回は以上です。

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