うつ病改善のためのウォーキングは朝か夜か?【結論:朝散歩がベスト】

うつ病改善のためのウォーキングは朝か夜か?【結論:朝散歩がベスト】

うつ病改善という意味で、ウォーキングは朝か夜どっちが良いの?

こういった疑問に答えます。

こんにちは、かつまるです。この記事を書いている僕は元うつ病患者。

約3年間うつ病に悩まされましたが、その後病気を克服。今では毎日元気に暮らしています。

僕がうつ病を克服した一つのきっかけが「運動習慣」です。

今回はウォーキングについて解説していきます。

目次

ウォーキングは朝?それとも夜?

ウォーキングは朝?それとも夜?

結論は朝のウォーキングがベスト。

そもそもですが、うつ病改善には運動習慣が大切です。

お金がかからない。今すぐ実践できる。負荷の軽い運動。ということで多くの人がウォーキングを実践しています。

うつ病改善という意味で、朝のウォーキングが良い理由は2つです。

  • セロトニンの活性化
  • 体内時計の安定

それぞれ見ていきます。

セロトニンの活性化

朝のウォーキングはセロトニンの活性化を促します。

理由は日の光を浴びる。そして、リズミカルな運動につながるという2点です。

セロトニンについては以下の記事を参考にしてみてください。

体内時計の安定

朝日を浴びることは体内時計のリセットにつながると言われています。

人は24時間のリズムで変動します。体内時計は、概日リズム、サーカディアンリズムとも呼ばれたりします。

日々の決まったリズムが体調を安定させるということですね。

このリズム、正確には「24時間と10分程度のサイクル」と言われています。つまり、毎日10分ズレが出てくる。

なので、朝日を浴びて体内時計をリセットするのが大切というわけです。

補足:ある程度の紫外線を浴びることはビタミンDを作ることに繋がると言われています。紫外線を極端に嫌う方がいるかもですが、浴びないデメリットがあるというのも知っておくと良いですね。

【問題点】うつ病患者は昼まで寝ている人が多い

【問題点】うつ病患者は昼まで寝ている人が多い

うつ病患者の多くは睡眠障害を抱えていて、その影響もあり昼まで寝ているという人が多いです。

実は僕もそうでした。朝起きなきゃ…と分かってはいるつもりなんですが、とにかく体が辛くて起きれないんですよね。

昼頃まで寝て、ようやく起きようと思えるのですが、次にやってくるのは罪悪感です。

昼まで寝てしまった…ダメだな自分は。という感じ。落ち込み気味の目覚めを繰り返していました。

この悪循環を止めるひとつの対策が「朝のウォーキング」です。

【具体例】起床してからの流れ

【具体例】起床してからの流れ
  1. 起床
  2. 散歩
  3. 朝食

結論は、上記の流れがベストです。

起床から朝食まで1時間以内くらい、かつ、起床は8時頃までに。ウォーキングは15分から30分程度が目安です。

9時には朝食を終えているという感じの毎日を作れると理想的です。

朝食を食べてから散歩しても良いのでは?と思う方もいるかもですが、消化のことを考えるとウォーキング後の方が良いですね。

そして朝食はよく噛んで食べることを意識するのも大切。咀嚼については以下の記事で解説していますので、参考にどうぞ。

朝のウォーキングを習慣化するコツ

朝のウォーキングを習慣化するコツ

コツは気合いを入れすぎないことです。

「絶対に朝のウォーキングをするぞ!」と決めると、朝ウォーキングが出来ない自分に罪悪感が生まれます。これでは悪循環です。

そもそも、うつ病を患っていて朝起きるのが辛い。そんな状況で朝のウォーキングを習慣化するというのは、なかなかハードルが高く感じるかもしれません。

体調が良い日は散歩する。外の空気を吸う。慣れてきたら5分くらい散歩してみようかな。

ハードルが高いと感じる方はそんな小さなところからスタートしてみてください。

焦らず、スモールステップがおすすめです。

夜のウォーキングだったらできるという人は

夜のウォーキングだったらできるという人は

結論、それでも良いです。

ウォーキングしないよりはする方が良いですし、夜ウォーキングのリズムが出来ているのであれば、それはそれで素晴らしいこと。

ムリせず、自分のペースを保つというのも大事なので。

可能であれば、朝のウォーキングに切り替えられると良いという意味ですね。

うつ病改善のためのウォーキングまとめ

起床後、15〜30分程度の朝ウォーキングをしよう

朝の決まった時間にウォーキングするという日課・ルーティンにできると、とても良いと思います。

また、ウォーキングしていて「あぁ、気持ち良いな!」という感覚があれば最高ですね。


というわけで今回は以上です。こころの健康のため、参考になれば幸いです。

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