うつ病を受け入れられない時の考え方

うつ病を受け入れられない時の考え方
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鬱々とした日がもう1ヶ月くらい続いてる…。

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うつ病診断テスト、ほとんど当てはまってる。やばい…。

うつ病だと自分で薄々感じてはいるけど、自分自身うつ病だと認めたくない。

そんな方への記事となります。

こんにちは、かつまるです。いきなり結論ですが、確実に症状がある場合は、自身をうつ病と受け入れるべきです。

理由は至ってシンプルで、早くうつを治せると期待できるからです。

この記事を書いている僕は元うつ病経験者。実際、僕がうつ病になった時は、まさか自分がうつ病…!?人に言えない。言いたくない。

最初は自分がうつだということを受け入れられませんでした。

ですがある時、うつを脳の病気だと100%認識することにしました。結果、うつを乗り越えるきっかけになりました。

「自分をうつ病だと思うと余計うつ病が進行しないの?」との意見があるかもですが、それは誤解です。

繰り返しになりますが、うつは脳の病気です。

うつを受け入れることから、うつへの治療が始まります。

目次

うつ病だと認めたくない人の割合と心理

うつ病だと認めたくない人の割合と心理

厚生労働省の調査によると、うつ病患者の医療機関への受診率は全体のおよそ1/4程度。残りの3/4は受診していないことが分かっています。

うつ病の疑いがありながら、受診しない人の意見の中で特に多いのは以下の通り。

  • 一時的にストレスが溜まっているだけだと思う
  • うつは気の持ちようだと思う
  • 病院を受診して治ると思えない
  • 仕事を休めない

これらの理由から、「私はうつ病なんかじゃない。認めたくない。」という気持ちが見え隠れします。

つまり、うつを受け入れられないということですね。

うつ病を受け入れることでのメリットとデメリット

うつ病を受け入れることでのメリットとデメリット

では、うつ病を受け入れることでのメリットとデメリットを改めて見ていきます。

メリット

メリットは、うつ病を治療する上で正しい考え方が身につくことです。考え方の流れとしては以下の通りです。

自分はうつ病なんだ

うつ病は脳の病気だ

ってことは気の持ちようじゃないんだ

正しい治療をしなきゃ

うつ病を脳の病気だと受け入れることが、とても大切です。

また、うつ病患者の脳内で起こっていることを表すと以下のようになります。

ストレスを感じる

脳がパンク状態

体を休ませなければ!

脳が心に働きかける

億劫だな、めんどくさいな、やる気が出ない、といった気持ちになる

体を守ろうと防衛本能が働いて、脳から強制的に指令が来るといった感じです。

デメリット

デメリットは、うつ病のことを誰かにカミングアウトする必要があるかもしれないということです。

うつ病を気の持ちようだから…と言って無理すると余計その反動があなたを襲うことになりかねません。

場合によっては、会社やアルバイト先の上司、学校の先生、家族の人等へ伝える必要があります。

一時的に苦しい決断かもしれませんが、ここは勇気を持って伝えるべきです。

正直、個人的にはココが一番キツかったです。うつ病のことを話して、どう思われるだろう…。そんなことばかりウジウジと考えていましたね。

休職や、勤務時間の調整など、ストレスや負担と感じることから解放されることが大切ですね。

うつ病を治すのに適した環境を作りましょう。

うつ病を受け入れることは得か損か

うつ病を受け入れることは得か損か

うつ病は脳の病気です。

自分は本当に弱い人間だ…。人と比較して劣等感を感じる。自分には価値が無い。気力がない。なんで昔はあんなに元気だったんだろう。過去の自分にすら嫉妬する。

うつ病だった頃の僕はこんなことばかり考えていました。

この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら当時の僕みたいに悲観的な考え方になっているかもしれません。

でも、頭の片隅に置いて欲しい言葉があります。

これってもしかしたら、脳の病気なのかも?

うつ病を受け入れよう。うつ病と向き合おう。

あなたの人生が好転していくことを願っています。

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